口切り
茶道の行事“口切り”。八十八夜の頃に摘まれた茶の新芽は抹茶の原料となる“碾茶”に加工される。濃茶用の碾茶を和紙の袋に入れて茶壺に納め、その隙間に薄茶用の碾茶を詰めて封をし、ひと夏じっくりと熟成させる。立冬の頃、茶壺の口封を切り、碾茶を取り出して茶臼で碾く。その年の抹茶を初めて味わう“口切り”は“茶の正月”ともいわれる。
赤
第三号
Red Collection No.3
Kuchikiri
茶道の行事“口切り”。八十八夜の頃に摘まれた茶の新芽は抹茶の原料となる“碾茶”に加工される。濃茶用の碾茶を和紙の袋に入れて茶壺に納め、その隙間に薄茶用の碾茶を詰めて封をし、ひと夏じっくりと熟成させる。立冬の頃、茶壺の口封を切り、碾茶を取り出して茶臼で碾く。その年の抹茶を初めて味わう“口切り”は“茶の正月”ともいわれる。